2020年11月30日月曜日

ASHIZAWA と芦澤さんの話

 アキマルロッドにはロッド名がある。                                                                                             

 皆様ご存知のトラウトロッド 794 Henry's Fork Special 、764鱒王、山女魚用ロッドだと704 rusty、rhapsody、最近では805 Number-5 とか、Tom Morgan とのコラボレーションロッド 764 Aki & Tom  等など。

 直感や閃きですぐ決まるものもあれば、長い間考え抜いても決まらなくて、ある日、何かのヒントで決まった物もある。いずれにしてもロッドのネーミングは思い入れがあり、楽しい作業である。最近できた自信作804 HEXA トラウトロッドは大分迷っていたのだがある日の突然の出来事で名前が閃いた。その名前にまつわるアキマルの思い入れ話。ちょっと長文お付き合いを😁 

 話はその昔1986年・・・・私の初めてのアメリカ旅。それがトラウトフィッシングの聖地 Henry's Fork。

 この旅の案内人は言った  “ フライフィッシャーマンにとってHenry's Forkの釣りは、知るも地獄、知らぬも地獄”・・・・・”と。このHenry's Fork(以下HF)を知った時から、案内人の言う通り、私は間違いなく地獄に落ちた。以来34年寝ても覚めてもHFのマッチ・ザ・ハッチ釣り攻略を生き甲斐に、仕事としてのオリジナル Henry's Fork Rod = Trout Rodの事ばかり。

 かく言ったHF地獄への案内人が私の師 芦澤一洋氏。


  先日、北海道の52cmを取り、新作ロッドの最終テストでOKを出していた。しかしロッド名の決定的な物が無い。加えてコロナの所為で11月初めの東京展示会を中止していたこともあり、新作ロッドのネーミングを決められずにモヤモヤしていた。そこに、突然、若い友人が1987年の芦澤さんのTV番組をわざわざDVDにダビングしてプレゼントとして持ってきてくれた。

 映像は1987年6月23日、当時現役バリバリの49才だった芦澤さんが38才のマイク・ローソンのガイディングで、HFの知る人ぞ知る名ポイント BIG OSBONE SPRINGS の大鱒を釣るTV番組。しかも取ったのは、定位置でライズを繰り返す、比較的取りやすい鱒では無く、動きながら採餌している超難関のマッチ・ザ・ハッチの大鱒だった。

 この番組の日本人フライフィッシャーマン芦澤一洋の若くて、Coolな事。私の様な芦澤マニアには堪らない😁   

 芦澤さんが超難敵の大鱒を掛けた瞬間、モヤモヤしていた新作ロッドの名前が決まった・・・・・・・・・・・・

 芦澤さんの生きた時代のフライフィッシングが懐かしい。良い時代だった。

 彼の世界観に共感、本場米国のフライフィッシング世界に憧れ、地獄に嵌った釣り人は幸せでしたね・・・・と心底から私は思う。

 ここ数年、地球温暖化のせいで毎年のように川や山が破壊され、日本のFF 山女魚釣りが確実に壊滅状態へ向かっている事を思えば、1987年の画面に映るHFの風景がほぼ今も変わりなく、そのままHFに存在している事がFFの本場と言わしめるアメリカFF世界の底力の様に思える。その本物FF釣りの凄さを40年近く前から日本に紹介して来た日本人芦澤一洋のセンスの良さが重なり、心から我が師が誇らしく、懐かしい。

 私のバンブーロッドビルダーへの道を開いてくれたのも芦澤さんで、以来33年、芦澤さんのおかげで幸せな人生を過ごしている。この芦澤さんTV番組と同じ1987年からバンブーロッドビルダーへの道を歩き始めたのも、Henry's Forkの釣りに捕まったのも運命を感じてしまう。

 2011年にマイクの店でアキマルバンブーロッドの商品コーナーを設けて貰い、芦澤さんのTVポイントでマイクと一緒に釣り、アキマルのフジTV特別番組でマイクのガイドでHFの大鱒を釣った。マイクが私の794 Henry's Fork Specialで63cmのスーパーレインボーを取った。さらにはレジェンドTom Morganとのコラボレーションロッド Aki & Tom 764HEXAの話が突然生まれたのもHFでのTomとの出会いからである。現代の最高峰ビルダーPer Brandin との親交も深くなり803HEXAも一緒に作った。コロナのせいで順延になった名門Catskill 博物館でのアキマルの第2回目の展示会も2年内に実現するであろう。釣り世界の人間ならば嫉妬すら覚えるようなキャリアだと友人達が褒めてくれる。全て芦澤さんのお陰である。幸せだと素直に言える、ここまでのバンブーロッドビルダー人生だと・・・・・。

 ただ、ただ一つだけ、心の何処かで気になっていることで結論を出せないでいた事があった。それが数十年ぶりに見た芦澤さんとマイクの釣りで区切りがつけそうに思えた。

 長年心の中に燻り続けた夢があった。Henry's Fork の名ポイント、WOOD ROADで、PMDのマッチ・ザ・ハッチを私のガイディングで芦澤さんに釣らせる、しかも彼の世界観をイメージした芦澤Specialアキマルバンブーロッドで彼と一緒に釣る夢である。そのロッドのイメージが33年掛かったが、知らず知らずの内に HEXA として形になっていた。33年間のロッドビルダーとしての経験と技術を出し切れたと言える新作804 HEXA。ドライフライフィッシングの芦澤一洋の世界観をロッドの形で表現出来たと思う。

 彼のいない今、一緒に釣る夢、全ては敵わないまでも、「これが芦澤さんに見せたかったロッド、芦澤Special です」と言える一竿になった。


 芦澤一洋を私同様に誇らしく、懐かしく思っているフライフィッシャーと一緒に、このロッドで鱒釣りの時を共有出来たら、きっと芦澤さんとも夢枕で盛り上がれるだろう。

 奥様をはじめ、ご家族にロッド名の許可もいただけた。

 ロッド名は ASHIZAWA 

 マッチ・ザ・ハッチの大鱒を芦澤さんと一緒に釣る事をイメージながら製作して行く工程も今まで以上に楽しくなりそうだ。

 804HEXA  ASHIZAWA 完成です。



 804 HEXA   ASHIZAWA  

8'0"   #4weight Line    2pc or 3pc Rod weight 92g (Down Lock Style)  96g(Up Lock style)            フルウェルズグリップ    オリジナル・ポケットキャップ&リング 
銘木スペーサー(数種の見本からお客様に選んでいただきます) 
プログレッシブ・ミディアムアクション・・・・近距離から中距離まで、ドライフライの釣りを中心に考えました。 
オリジナルレザーキャップアルミケース クロスバッグ ジョイント蝋ワックス   メンテナンスオイル




 804 HEXA   ASHIZAWAはたくさん作るつもりはありません。アキマルと芦澤さんの世界観を共有できるフライフィッシャーの方の為に作りたいと考えています。
   804HEXA  ASHIZAWAにご興味のある方、資料ご希望の方は下記メールかお電話で直接アキマルまでお尋ね、お申し込みください。(アキマル Web上にはまだASHIZAWAは反映されていません)

  E-mail     akimaru.rods@gmail.com
      Tel           090-8393-2427

AKIMARU BAMBOO RODS
http://www.akimaru.jp
Email  akimaru.rods@gmail.com
TEL   090-8393-2427   Office 092-980-2123
        

2020年11月23日月曜日

New 804 HEXA “ ASHIZAWA ”

 前回、11月9日公開の「10DAYS」で 804HEXAのランディングをご紹介した。今回はNew  804 HEXA  “ ASHIZAWA ” のロッドスペックについて。先ずはロッドの核となるHEXAジョイントについて。

 New 804 HEXA ASHIZAWA の対象鱒のサイズは50cm〜60cm。この大型マスに対応するロッドの強さの核になるのは・・・・・ジョイントオス内に内蔵された小さな6角のカーボンPIN。

 50cmオーバー鱒の強さに耐えるのは、わずか 0,103㌅=2,616mm の6角PIN。カーボンの丸棒から対面厚 0,103㌅の正六角棒をアキマル自身の手で正確に削り出す。


 HEXA ジョイントの靱り=ベンドを生み出すのが HEXA PINとジョイント・メスの端口に装着した2個の6角メタルチェックとコルクディスク。ジョイントは最深部まで差し込む。



 わずか 0,103㌅のカーボンPIN が 8'0" = 243,8cmの4番ライン、トラウトロッドの核となり、芯軸を形成し、ジョイント部位の靱りを生み出す。加えてロッドアクションはスムーズになり、大鱒を確実に取る。



 親友が804 HEXAで取った究極の美。アキマルが目指しているトラウトフィッシングの答え。

 私の人生の師にして、日本フライフィッシング界の巨星、芦澤一洋氏に捧げる一竿。

 804 HEXA   “ ASHIZAWA ”   発表です。

 ●  804 HEXA  “ ASHIZAWA

8'0"   #4 line    2pc & 3pc    92g(2pc 1tip Down Lock Style / Rod weight)     プログレッシブ・ミディアムアクション    フルウェルズグリップ     アキマルオリジナル Pocket Cap & Ring   銘木スペーサー

ロッド名は “アシザワ” 

 生前、芦澤さんと楽しい時を一緒にされた方、芦澤さんの世界観に共鳴される方の為、又日本の近代FF史の巨人・芦澤一洋を知らない新しい世代のフライフィッシャーマンに、芦澤さんが伝えようとしていた本物のフライフィッシングの時間を共有する為に・・・・・・・・・804HEXA   ASHIZAWA  を作りたいと思います。ご興味のある方は直接アキマルまでお尋ねください。


次回の 10DAYS  では ASHIZAWA  誕生エピソードをアキマルの思い入れを込めてご紹介します😁

AKIMARU BAMBOO RODS
http://www.akimaru.jp
Email   akimaru.rods@gmail.com
Phone   090-8393-2427
Office   092-980-2123

                                                                                               

2020年11月9日月曜日

大鱒の正しい取り込み方

 AKIMARU Bamboo Ferrule Rod  HEXAを使った、大鱒の正しい取り込み方。

 従来のバンブーロッド=メタルパイプ・フェルール・ロッドでは、ジョイント部位は物理的に曲がらない、常に直線なのだ。私はメタルパイプ・フェルール・ロッドを否定する物ではないが、この事は少なからずアクション伝達のスムーズさという点においては、気になる所。

 このジョイント部位が上手く靱ればロッドのアクションもよりスムーズになり、美しいベンドを作り、魚のランディングもより向上する。AKIMARUのBamboo Ferrule Rod  HEXA はジョイント部位が靱ることによって、スムーズなアクションを作り、よりスムーズなランディングを可能にする。

 この事を前置きした上で、バンブーロッドの理想の大鱒の取り込み方をご紹介しよう。

 私のアメリカの友人、アマチュアなのだがマス釣りはプロ級の凄腕 名手Mike Danko。彼のホームグラウンドCatskill のデラウェア川で 21" BROWNを取った際の理想のHEXAロッドでのランディングとMikeの理想のロッド捌きをご紹介しよう。

 まずMikeが15ヤード先の良いライズをヒット


 最初の強烈な走りを止め、ラインを巻き取るとロッドを裏返し。ロッド角度を緩やかにして、ロッドのストレスを押さえながら、魚の強烈なファイトに対処する。


 裏返した状態で、リールのハンドルをサミングで調節しながら急な走りにも対応。


 そして最後の取り込み時のロッドの曲げ方。肝心なのはMikeの様にロッド全体を曲げてやる事。Tipセクションだけを『つ』の字型に曲げる最後の取り込みはTipの破損につながる。


 ランディングの終盤、魚を足元まで寄せても、ネットインするまでロッド全体で曲げる様に心がける事を意識してください。


 掛けて4分半、Mike が21インチのブラウンを取った。
 この時のロッドは804 HEXA ( 8'0"   #4    2pc  )の第3世代HEXA。
 2015年当時、すでにHEXAのベンドは理想のカーブを描いていた。
それから5年HEXAは更に進化した。


 第3世代HEXA はより整備され、数多くのフィールドテストを経て、2020年 第7世代HEXA 8’0”   #4    2pc & 3pc   HEXA として完成した。
 ロッド名は 804 HEXA  “  ASHIZAWA  ”   
 
 フライマンの方はご存知、日本FF界のレジェンド、芦澤一洋氏。アキマルが尊敬してやまない人生の師。彼の偉大な業績に相当するクウォリティのバンブーロッドが完成しました。
 その上で、ご家族のお許しを得て、彼の名前をHEXAのロッド名としていただきました。 
 次回 10DAYS   で “ ASHIZAWA ”のロッドストーリーご紹介します。

AKIMARU BAMBOO RODS
http://www.akimaru.jp
Email   akimaru.rods@gmail.com
Phone   090-8393-2427
Office   092-980-2123



2020年8月27日木曜日

E-type & G-type

Henry's Fork Sick

 体がだるい。やる気が続かない。生活のすべてが絶不調・・・・完全な鬱である。
 厄災コロナの所為だ!!
 1986年の初めてのアメリカ旅以降、毎夏のアイダホのHenry's Fork(以下HF) 釣りを中心にして
1年の仕事のスケジュールを組んで来た私の生活ペースが、コロナの所為でHenry's Forkに行けないことで、初めて大きく崩れた。
 HFで毎年、10日間から3週間釣り過ごす事で1年分の満足感と充実感で、次の年の夏までのエネルギーを充電していた事が、いかに私の人生にとって重要な要素であるかを、コロナは改めて教えてくれた。
 あ〜あ😢 行きて〜HF

 しかしコロナの所為で釣りにいけず、工房に篭りっきりの生活は、考える時間が多くなったが故の幸運ももたらしてくれた。

 HF旅に行けなかったが故に、決めかねていた NewトラウトRod の名前が決まったのだ。
 
 7, 8年前までは7'9"  #4  2pc をして 794 Henry's Fork Specialとしていた。
 しかしHF旅で、本命のラストチャンスエリアでは無いのだが、荒瀬のアシュトンエリアで70cm近いとんでもないサイズのブラウンをこの794 HF Specialで掛け20数分戦ったが、結果、最後の3mがどうしても寄せられなくて、ものすごく悔しい体験をした。
 此の体験以降、794のロッド分析を進めて行くうちに、794HF Specialはラストチャンスの
比較的平坦な流れでの60cmならば何とか対応出来るだろうが、アシュトンやマジソン川の荒瀬の60cmオーバー大鱒には対応が難しい事がはっきりと認識出来た。
 この後 荒瀬の 60cm対応には、5番ロッド 805 HEXA Number-5 をパワーアップさせ、対応させる事で割り切った。結果アシュトン釣りではっきりとした実績を残せている。
 しかし、反面、私の中にある4番ロッドへの拘りがウズウズと熱を帯びて行ったのも本音。
 5番アクションも良い、サイズも取れる。しかしなのだ・・・・・。
 やはり4番と5番にある微妙な差、これが私の釣り人の好みとして、どうしても個人的には拘らせるのだ。
 4番ロッドで60cmを取りたい。

 以下はあくまでアキマルの個人的なフライフィッシング感・・・
 フライフィッシングとは、バンブーロッドを使った鱒釣りの事で、それも50cm〜60cmサイズ鱒を4番のロッドで、スリリングな展開のドライフライの釣り・・・・そんな感覚が私の中にあり、常にその感覚を踏襲しながら30数年バンブーロッド製作をやって来た。
 此の核心の気持ちは揺るぎないのだ。
 特に好きなのがHenry's Fork マッチ・ザ・ハッチの釣りで、4番のバンブーロッドで繊細に、そして軽快に、尚且つスリリングにつる釣り。
 そこで4番ラインに固執する事= HF釣りの原点に考えを絞って行った結果、新しいアイデアが出た。

 長さから来るロッドのトルクを増すという事で対60cm は解決できるのでは???

 それから1インチ刻みで長さを増やして行く実験と実釣テストを約6年間、去年の夏まで行った。
 7'9"から8'3"までのアイデアを友人のPer Brandin や SFゴールデンゲート・キャスティングクラブメンバーやHFプロフェショナルガイド等の現場の意見も取り入れながら、最終2種の良いアクションが生み出せた。
 HFラストチャンスは勿論、アシュトンの荒瀬での50cm台ブラウン鱒にも余裕で対応出来た。北海道の名人からも実釣後 OK!!  Perfect !! との写真が届いた。10分の剛力ファイトの末、ランディング、無事流れを泳いで行ったとのレポート。
 これらのロッドテストを経て、Newロッド804の思い入れの名前を決めた。

 その名は  804 HEXA Henry's Fork Special  E-Type  &   G-Type
 
      
     上がTipの繊細さと軽快感を強調したE-type
   バットセクションはG-typeと比べ、E-typeの方が強い。 
     下が全体の強さを強調したG-type。旧794 HFーSpecialのアクションをそのまま踏襲した。


従来の794Henry's Fork Specialが持っている軽快感はそのままで、プログレッシブアクションもそのまま継承、8'0"に長さを増やしつつパワーアップ、尚且つ繊細な演出のできる4番ロッドで 、対象をレインボウ鱒 上限 60cmを想定した。
 6xの繊細なティペットから、60cm超えを意識した3xの大物仕様まで、掛けるまでの繊細さと、掛けた後の野生のレインボウの豪快なファイトにも対応出来る4番に拘った。

 804 HEXA Henry's Fork Special  E-type  &  G-type  発表です。

 804 HF Specialにご興味に方は直接アキマルまでご連絡ください。
 ●Email   akimaru.rods@gmail.com   又は info@akimaru.jp

 アキマル工房に遊びに来て下さい
 福岡市のアキマル工房までお越しいただければ、804 HF Specialはじめ、HEXAの数種類現物ロッドやランディングネットご覧頂けます。ご希望の方にはキャストも可能です。
コロナストレス解消を含め、ぜひアキマル工房に遊びにいらして下さい。
(尚、アキマル工房ご来訪は、事前に電話予約をお願いいたします)
 ● Phone  090-8393-2427
 


2020年5月11日月曜日

来シーズンの803HEXA YAMAME

 
 竹竿屋のコラム

 今回のコロナ騒動で改めて、政治事に無関心であったことを認識させられた。
 戦後数十年、アメリカから押し付けられたままの、おかしな日本国憲法をそのままにして来た国民の一人として、真の日本人という意味では、大いに反省すべき人生を送ってきた事に気付かされたこのコロナの春である。
 反面、私はプロのバンブーロッドビルダーである事を改めて誇りを感じている。
 バンブーロッドの向こうにあるフライフィッシングは、豊かな森を流れる清水の川でこそ成立する平和世界の象徴。その貴重な時間を世界の人と共有出来る道具作りを生業としている事の誇りである。
 今はバンブーロッドビルダーはフライフィッシャーと共にひたすら我慢の時(?)
 私を含め全国、いや世界のフライフィッシャーが、釣りにいけない苦痛と釣りに行ける幸せを痛感してることと思う。更には仲間と釣りが一緒出来ないストレスと仲間と一緒に釣りを出来る事の幸せを改めて痛感している毎日である。
 コロナ騒動が明けたら、思いっきり釣りまくりましょう。
 アキマルは皆さんと一緒に釣りが出来る事を熱望しています。
 今は何としても無事に、コロナにやられない事、ワクチンが完成するまでひたすら家族、友人と共にサバイバルしましょう。
                                 2020年5月10日

 思うに、ロッド・ビルディングの仕事を始めて約40年目。
 日本及びアメリカやイギリス、ユーロなどで自作のバンブーロッドでビジネスを展開している。ここ数年は、実際にアキマルバンブーロッドを使ってくれたアメリカ人フライフィッシャーの口コミが広がり、オーダーの30%〜35%はアメリカのマーケットからだ。
 このFF本場アメリカからの好反応はバンブーロッドビルダーにとって最高の名誉である。
 何故ならばアメリカでは偽物ロッドは確実に否定される。アメリカ用のトラウトロッドは間違いなく本物が要求されるからだ。
 理由はシンプル。偽物ロッドでは肝心のトロフィー・ファイター鱒が取れないからだ。
 対して、日本のヤマメは小さいが故に、偽物ロッドでも取れてしまう。それが故に良いロッド、しかも本物のYAMAME/IWANAロッドを作るのはトラウトロッドより難しい部分があるとも言える。それは日本のバンブーロッド市場はよくも悪くも玉石混同の状態である事を時として感じる。

 日本のフライフィッシングの中心、ヤマメやイワナのアベレージが20cm前後、トロフィーでも35cm強。私はこのゾーンの中に対象魚を絞り、どんな釣りをするかで長さや、ライン番手、ロッドアクションを決めていく。
 ドライもニンフも、ウェットもなんでも対応出来るロッドを作れますよと言うビルダーは??怪しい。
 AKIMARU BAMBOO RODSのロッドはほぼドライフライ・フィッシングロッドである。
 作り手のアキマルのスタイルや好みがまず先行するのはロッドビルディングの自然な成り行き。その上で、アキマルのヤマメ用イワナ用バンブーロッドのコンセプトは、トロフィーが掛かった時にも対応できる最大力と、そのロッドのオーナーの望む中心サイズの魚と釣り方に応じた心地よいアクションのロッドだ。
 その事を基本にしたロッドを現在までに700本弱製作している。
 (米国のレジェンドビルダーの名言 “ ビルダーは200本作ってから物を言え!!” 自論も右に同じ。話が横道に逸れた😣)
 
 そして、敢えて今、このコロナでストレスを溜め込んでいる日本のフライフィッシャーに、アフターコロナの未来と希望を持って貰う為の
“日本のバンブーロッド”   803HEXA YAMAME 発表です!!
( 8'0"  #4   2pc   804HEXA YAMAME も近日中に発表です)
 先ずは 803HEXA YAMAME。
 Per Brandin と共同制作したTROUT 用 803HEXAをベースに、同じ世界観を持つ山女魚用3番のプログレッシブアクション。
 適合ラインはWF3F。20〜25cm のアベレージヤマメにはTipで反応、盛夏の35cmオーバー剛力大イワナにはバットが反応する日本の開けた渓流用のロッドです。
 アフターコロナの大物山女魚・岩魚釣りを見据え、そして日本のフライフィッシャーと来シーズン一緒に釣る為に発表です!!
● 新作 803HEXA YAMAME
8'0"    #3    2pc    1Tip or ExTips      HEXA 仕様          5 ~ 6 stars WATAKE  
銘木スペーサー Pocket Cap & Ring/ Reel seat    プログレッシブアクション
HEXAキャップ ワックス グリッパー 布袋&特性レザーキャップ・アルミケース付き

 下の写真が 新作 803HEXA YAMAME のベンディングカーブです。


2枚目の写真はTROUT用 804HEXA のベンディングカーブです。重りはどちらも同じ重さに設定しています。写真画面左下にある4個のマークを基準にTip Topの位置を比べて頂くと、下のTROUT 用 804 HEXAの方が全体的に強いロッドである事がお分かり頂けると思います。
 このベンドは803HEXA YAMAME が最大で40cmの大イワナまでを想定、TROUT 用 804 HEXAは60cm強のHenry's Fork鱒を対象にしていることからの曲がりの違いです。


 いずれもアキマルの希求した滑らかな、プログレッシブアクションの美しいベンドが出ています。
 まずは新作803 HEXA YAMAME  オーダー受付開始いたします。
 今ならばコロナ明け(皆様と一緒に希望を託して!!)の来シーズンに納竿可能です。

 最後に、コロナを日本人の知恵と頭脳を結集して討ち果たしますよ。
 来シーズン、YAMAME/IWANAの川で 803HEXA YAMAME の納竿式で是非お会いしましょう。

 新作  803 HEXA  YAMAME  のロッド詳細は直接アキマルまでお電話かメールで御尋ね下さい。(新作YAMAME 804 HEXAについての詳細も直接アキマルまでお尋ねください)

 TEL   090-8393-2427     Email  info@akimaru.jp

 AKIMARU BAMBOO RODS
 http://www.akimaru.jp
 Email    info@akimaru.jp
 Cell    090-8393-2427      Office TEL  092-980-2123