５月２３日展示会初日のレセプションにはペア・ブランディンも来てくれました。
私が好きな作家の１人でもある彼とは、１９９９年の彼の来日以来、毎年開催されている
アメリカ、アイダホ州のバンブーロッドイベント、Bamboo Rod Daysで親交が深まり，何時もお互いの新作ロッド等の試し振りやロッド話で、交歓しています。彼からも今回の展示会に関するコメントが届いています。
Aki,
It is so good to see the display of rods at the Catskill Fly Fishing Center Museum you have assembled.
I have always been impressed by the quality of your work since we first met in Japan in 1999 when I was there with Mario.
In having a chance to cast your rods in Idaho, I've always liked your smooth actions and consistent feel.
I was especially impressed last year when I had a chance to cast the rod you designed with Tom Morgan; a wonderful blend of his design ideas and your realization.
I will take this chance to re-state what I said to you in the Catskills; your rods would be even more distinctive if you made your own reel-seat hardware or even ferrules also.
I hope that helps you.
Per
アキ
CFFCM(Catskill博物館）であなたの竹竿が展示されているのを見ることはとても素晴らしい事です。
マリオ ウジニッキと1999年にあなたと初めて日本でお会いして以来、あなたの作品の品質には常に感動させられます。
アイダホであなたの竿を振って以来、スムーズなアクションと統一されたフィーリングがとても好きです。
昨年のトム モーガンとの共同作品の竿を振った時には、トムのロッドデザインとそれを実現した秋丸さんの技術との素晴らしいコラボレーションに特に感動しました。
この場をおかりして、以前キャッツキルであなたにお伝えした事を、改めてお伝えします。
もしご自身でオリジナルのリールシートやフェルールなども自作すれば、あなたの独自性が今以上に増すことでしょう。
ペア
Catskillの会場で私のシートやフェルールが自作ではない事に関して彼から上記の様な意見があり，私は “餅は餅屋”と言う考えで、シートは専門職のリールシート屋さんにオリジナルで頼む方が、自分で作るより良い物が出来るという考え方を伝えたつもりだったのですが、やはり彼には彼の頑としたスタイルがやはりある様で・・・アドバイスありがとうね。ペア。
会場でもう一つ彼らしいエピソードがありました。
７’４”＃４のバンブーフェルールロッドを彼に振らせてみました。
７’４”＃４のバンブーフェルールロッドを彼に振らせてみました。
何回か振ってみてアクションがパイプフェルールのそれとは違う事に気付いたで、
"Nice"とつぶやきながら、今度はグリップの握り位置を少しずつかえて振り始めてアクションのポイントを丹念に探っているのが分かりました。
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| 握りの位置を変え、アクションの変化を探っているペア。画面右のマイクが２人のやり取りをニヤニヤしながら見ているのが面白かった。 |
数分後隣に居た友人ビルダーに
「面白いね。握り位置を変えてもアクションが変わらないよ」
と良いながらロッドをその友人ビルダーに渡してました（が、その友人はその事にあまり関心を示しませんでした）。
やはりペアはロッドの事を良く知ってますし、アクションに対する拘りは彼独自の物を持ってる本物のビルダーだとこの時も又、改めて感じました。
「面白いね。握り位置を変えてもアクションが変わらないよ」
と良いながらロッドをその友人ビルダーに渡してました（が、その友人はその事にあまり関心を示しませんでした）。
やはりペアはロッドの事を良く知ってますし、アクションに対する拘りは彼独自の物を持ってる本物のビルダーだとこの時も又、改めて感じました。
私の作っている金属シャフトを内蔵したバンブーフェルールロッドの場合、ブランクの強さとフェルールの強さ（太さと長さ）グリップの太さや長さを含めたトータルデザインが上手くマッチングすればグリップの握り位置を変えてもアクションは大きく変化しないのです。その事にペアも気付いたのですね。
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| ホローのピッチの話になると表情が一段と真剣になった |
バンブーフェルールロッドのベンディングとティップトップ付近のブランクの数値の確認等など。
好き者同士の楽しい話は時間を忘れさせてくれました。
今日も展示会をご覧になったNYの方から、
「展示が素晴らしかったので友達にも紹介したよ」
という嬉しいメールが届いてました。
このブログをご覧の日本の皆様、是非ご友人にもこのアキマルのブログ 10DAYS をご紹介お願いします。
アキマルウェブサイト http:// www.akimaru.jp
今日も展示会をご覧になったNYの方から、
「展示が素晴らしかったので友達にも紹介したよ」
という嬉しいメールが届いてました。
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| にぎわう会場 |
次回の展示会レポートはわたしの主催する竹竿塾の塾生で、このCatskill展示会にロッドを展示，アメリカデビュー出来たビルダー望月雄大の事や竹竿塾の事をお話しします。
Catskill 博物館展示記念キャンペーン ６月２０日〜７月３０日
●今回の「THE JAPANESE ARTISAN SPIRIT」に展示されているロッドと同じ仕様のレプリカモデルを５竿のみ限定で作らせて頂きます。展示ロッドは既にオーナーが決まっており，展示ロッドと同じロッドをと希望される方のご要望に応え、バンブーフェルールロッド以外の、パイプフェルール仕様のモデルのみ、レプリカモデルを制作販売致します。
No1 6'3" #3 3pc 超軽量の３pcモデル。
No2 7'6" #4 2pc 張りの有る岩魚用４番。強い夏岩魚にも負けません。予約済み
No3 7'4" #4 3pc アキマルのベストセラーYAMAME WATAKE３pcモデル
No4 7'0" #3 2pc パンプキンシガー、３番YAMAME 予約済み
No5 7'9" #4 2pc トラウト用 HFスペシャル。２０”オーバー鱒用
キャンペーン価格 ￥２５０，０００（８％税別）
１ティップモデル フェルールキャップ クロスバッグ付き
詳細は下記アキマル迄直接お尋ね下さい。