2021年5月24日月曜日

新感覚HEXA ロッドを曲げると言う事 その2


 良型鱒を掛けてロッドを曲げると言う事。
 前回5月月1日付け公開のブログ  10DAYS  を合わせ御参照頂ければ、HEXA 3pcロッドの詳細がご理解頂けると思います。

  今回は 804 HEXA 3pc  ASHIZAWA のベンドを撮影できましたので、ご紹介です。
 御相手は、上写真の魚、降湖型のレインボー。
 降海型のスティールヘッドと同じ、湖で過ごし力を蓄え、川に指してくるスーパーファイターです。

 下の写真がそのファイターをネットインする直前の804 HEXA 3pc  ASHIZAWA のベンドです。
 使用したティペットは5x、Henry's Fork 釣りと同じく、伴走すること無く、その場で魚の走りをロッドで捌く釣りです。

 2pcロッドでは物理的にありえないロッド中央のベンド。HEXA3pcならばロッド中央が曲がってくれます。その事が大鱒のランディングを有利にしてくれます。

 804HEXA 3pc   ASHIZAWA  を初めとする HEXA 3pc  5種を東京展示会で皆様にお披露目です。




AKIMARU BAMBOO RODS Tokyo Exhibition 2021

会期 2021年11月3日  AM10:00 ~ PM6:00  今回は1日のみの開催です。
会場 東京豊島区西池袋2-31-3
            自由学園 明日館(国の重要文化財)  Tel 03-3971-7535     http://www.jiyu.jp/
●アキマルの東京展示会詳細は ブログ10DAYS   で随時公開します。
詳細ご希望の方は直接アキマルまで メールかお電話でお尋ねください

10DAYS         http://www.akimaru.jp      10DAYS

Email             akimaru.rods@gmail.com

Cell Phone     090-8393-2427

 展示会場には以下の HEXA 3pc  5種と他にHEXA 2pc 5種を展示いたします。
 会場に併設された芝生の広場で規定の時間帯のみキャストが可能です。キャストご希望の方は事前にメールかお電話で、ご予約の上、お手持ちのリールやラインをお持ちください。

HEXA 3pc / 4weight Line Rod
● 804HEXA 3pc    ASHIZAWA     TROUT
   8'0"   4weight line  3pc  1tip       セミパラボリックアクション High Grade rod 
●764HEXA 3pc    渓風      YAMAME / TROUT
   7'6"   4weight line  3pc  1tip       セミパラボリックアクション High Grade rod

HEXA 3pc / 3weight Line Rod
●803HEXA 3pc     (ロッド名未定) TROUT
   8'0"   3weight Line  3pc  1tip      セミパラボリック / ティップアクション High Grade Rod
●783HEXA 3pc     七八三   YAMAME / TROUT 
  7'8"   3weight Line   3pc  1tip       セミパラボリックアクション High Grade Rod 
●633 HEXA 3pc    RokuSan       YAMAME
  6'3"   3weight Line   3pc  1tip        ミディアム / ティップアクション High Grade Rod

⚫️ 東京展示会及びその他で、展示使用するHigh Grade Rodを展示会 終了後、
お得意様特別サービス価格で販売します。現在、事前予約を受付中!!
(尚、展示ロッドは1本のみですので予約販売済みのロッドはご容赦ください)

ご希望の方は直接アキマルまでお申し込み下さい。
      Email     akimaru.rods@gmail.com        Cell Phone  090-8393-2427         









2021年5月1日土曜日

新感覚HEXA ロッドを曲げるという事

  今年は春から良い釣りをしている。ただし山女魚ではなく鱒釣りですが・・・下の写真は4月の52cm。これ以上の美形鱒には日本では会った事がない。今年は良い年になりそうだ😎



 此処2年のアキマルの課題

 此処2年の自己課題、魚にロッドを曲げて貰うのではなく釣り人が意思を持って、意識したタイミングで、意識した部位を曲げて良型鱒を取るランディング、その為のロッド。

 ホームグラウンドとしているのHenry's Fork(以下HF)の鱒釣り、主体はやはり広いスペースでのマッチザハッチの釣り。良型鱒が出た瞬間の合わせ切れ、一瞬の強烈な走りを止めようとした時の糸切れ・・・魚の強い走りを止めるべく、無意識にロッドを絞り、切られたら、ティペットを太くするという事で今までは考えて来た。それでも取れない奴はしょうがない、縁が無かったと割り切り、次の鱒を狙うのが常だった。HFは良型鱒が多い故の贅沢である。しかし時に諦め切れない大鱒もいる。そんな敗北感の後は、同じ失敗は繰り返すまいと、ロッドビルダーの立場で糸切れやバレの原因を改めて深く考える。

 良型鱒のランディングの確率をあげる為のロッドに修正点の可能は無いのかと・・・・?

 2019年迄、ロッドの繊細さとしなやかさの要素は主にティップに中心を置き、ミドルからバットの強さと腰、粘りで鱒をコントロールするというのがアキマルのロッドコンセプト。しかし今は、しなやかさと粘りの度合いをティップだけではなく、ミドルからバットにかけて増やす事でランディングの確率が上がる事を体感し、デザインをちょっぴりだが修正した、この事でランディング成功率が上がるという確実な手応えを感じている。

 コロナで2020年のHF旅も秋予定のCatskill旅もキャンセル、そして今2021年4月末の時点で、来年6月までHF行けない事が決まり、都合丸3年、HF釣り不可能。2019年のHF釣りまでは良型を取り逃しても、来年が有るから・・・と別に気にしていなかったのだが、此処まで好きなHF釣りが出来ないと、HF鱒が強烈に懐かしい。思っても思っても手に入らない事の辛さ、貴重さを痛感した現在、良型鱒を取る確率を上げるべきだとの思いが去年から更に強くなっている。

 モンタナの名手John Juracek のセミパラボリックアクション

 HFで主体で使う5X、6Xのティペット切れの原因を考えて行った時に、MONTANAの名手John Juracekの事を思い出す。

 友人 Per Brandin と私の好みのアクションより、Johnは明らかにバットセクションが若干スロー気味が好み。私が PerとJhonに同時に見せた804 HEXA 2pc E-Type。Perはこのままか、若干ティップ上部を細く鋭敏にした方が好き、対してJohnは、自分はティップセクションはこのままで、バットを気持ち早く反応する(早く曲がる)方が良いというのだ。

 2人の意見はどちらも正しく、私も納得できる変更許容範囲。JohnはHFは勿論、モンタナの激流マジソンでも、湖の釣りでもバンブーロッドで釣る名手。この時の804 HEXA でHFの60cmも取れるというのだ。バットをJohnの要求通り若干柔らかくしても荒瀬マジソンの60オーバーブラウンもOKだと確信の答え。

 帰国後Johnのロッドオーダーに答え、私は実験作業開始。テーパーデザインで相当迷った挙句、選んだ答えは、バットセクション下部をブランク対面サイズで0,001~0,004㌅(コピー用紙1枚の厚さが0,003㌅)細めてやる事。結果、アクションは今までのロッドの腰の強さとアキュラシー性能は残したままだが、明らかに変化。セミパラボリックと認識出来る良アクションで収まった。これがJohn Juracek の名前を冠した 804 HEXA JJ-Type。

 冒頭写真の良型52cmレインボーはこの804 HEXA  JJ-Typeで取った。この超美形鱒は川で自然交配して育った完全野生鱒、瀬のファイトは格別で、804 JJのバットを上手く曲げて、実験釣り大成功。魚にロッドを曲げさせるのではなく、自分の意思で思いのタイミングで、思いの部位に魚の力を乗せて、ロッドを曲げる事を改めて確認。

 3PC HEXA の効用

 ロッドを自分の意思で曲げるという意識を強くした大型魚のランディング作業は、次にやった 804HEXAの3pc ASHIZAWAの実験では、2pc以上に効果があった。

 HEXA3pcにおいては各セクションのブランクが短くなることにより、強さは増す事を踏まえた上で、従来の2pcブランクの太さよりもミドルからバット上部を5〜10%細身にして、2pcロッド同等の強さやアキュラシー性能は保ちつつ、軽くシャープな、その上で2pcとは異なるしなやかさと粘りの割合が増え、糸切れの確率が減るだろう事も体感出来た。

 3pc はロッド中央からジョイントがなくなる事で、中央部が上手く曲がり、良型鱒のファイトを上手く吸収してくれるのだ。

 今年は毎月複数回可能な、国内での良型野生鱒の釣りから、11月に予定している東京展示会で804 HEXA JJ-Type や HEXA 3pc 数種類を、お披露目出来そう。ご期待ください😎 ぜひ展示会場でラインを通し新感覚HEXAキャストしてみてください。


  AKIMARU BAMBOO RODS TOKYO EXHIBITION 2021

804 HEXA 3pc ASHIZAWA     8'0"  #4   3pc  1tip   ハイグレードロッド 及び804 HEXA 2pc JJ-Type  8'0"  #4  2pc  1tip   ハイグレードロッドを今年11月03日開催するAKIMARU BAMBOO RODS 東京展示会2021で展示販売いたします。お得意様向けの事前オーダーを受付中です。ご興味のある方は直接アキマルまで御尋ね下さい。

    Email     akimaru.rods@gmail.com      Cell phone 090-8393-2427

                                       AKIMARU BAMBOO RODS NEWS

 友人の Per Brandin が伝説のビルダー E.C. Powell に関する本を出版した。タイトルは ・・・・・・  A Fly Rod With a Soul 

 現代最高峰のバンブーロッドビルダー Per が崇拝する伝説の名ビルダー E.C.Powelll。ご興味のある方には日本まで郵送販売してくれる。詳細は Per のWebページまで。

                                 https://www.brandin-splitcane.com/ec-powell-book.html

                                                    

2021年2月22日月曜日

アキマル創立40周年記念竿

アキマルバンブーロッズ40周年記念竿

AKIMARU  40th Anniversary Rod

New 804 HEXA  TROUT 3pc   &

783 HEXA YAMAME 3pc 

 アキマルは今年で創立40周年を迎えることになりました。これも一重に皆様方の応援のお陰です。有り難うございます。

  “ギャリソンを越えた竹竿 ”  最初のアキマルバンブーロッドの雑誌宣伝コピー。当時37歳の青二才、しかしこれは意図した大言壮語。バンブーロッドビルダーで世界を目指すのだと言う覚悟を象徴する言葉で、自分を追い込んだのです。この自身で放った言葉がホラにならないように頑張って来て、2017年手に入れた評価は自慢です😁  “ギャリソンの銘竿209を振った時に覚えた感動と同じ物をこの竿に感じたよ。有り難う”  友人のレジェンドバンブーロッドビルダー  Per Brandin  が私のオリジナル794HEXA Henry's Fork Specialをキャストした時の好批評。このPerの言葉には正直、頑張ってきて良かったと、心から思いました。

 今年、創立40周年は一重に皆様の応援の陰。日本は勿論、FF世界の本場アメリカやイギリス、ユーロ、今年1月にはなんと南アフリカからのオーダーなど、世界でも高評価が貰えるバンブーロッドができるようになりました。本当に有り難うございます。 

 ここまで人生を賭け、努力して来た事は自信を持って断言出来ます。しかしまだ終点が見えないのもバンブーロッド、40年目の課題も決まっています。まだまだAKIMARU は進化し続けます。是非これからもAKIMARU BAMBOO ROD宜しくお願いいたします。

アキマルの40年目のテーマは HEXAの3pc。

 2年前アキマル・ロッドメニューの2pc HEXAバージョンがほぼ全てが完成。それを期に以前から進めていたHEXAの3pc製作を加速。試作を進めるうちにやはり3pcには3pcの良さがある事を改めて思いました。

 HEXAバンブーフェルールロッド2pcの利点は中央部のジョイント部位も曲がる事でアクションが良くなると言って来ました。又このHEXA中央ジョイントが2pcのロッドの腰を作って強さを形成しています。しかしこのロッドの腰が強過ぎると、良いサイズの魚のバレや、弾きに繋がる事が実釣りでわかりました。この問題は、ほんの僅かの差ですが、HEXAジョイント内のPINサイズを対面で0,002インチ、バットの一部を対面厚で0,004㌅細めてやる事で新鮮なセミパラボリックアクションになりました 

 このセミパラボリックアクションの魅力を覚えた時に、同時に考えたのが HEXA 3pc 。

 3pcにしてロッド中央からジョイントを無くせば、ロッド中央の曲がり=反応が2pcより早くなり、ショック軽減要素が増し、バレや弾きの確率は下がる筈。この考え方と2pc HEXAのテーパーを元に HEXA 3pc   8'0"  #4  テーパーを作成。結果去年暮れ発表した 804 HEXA 3pc ASHIZAWAの完成となった訳です。

 この804 HEXA 3pc や同時進行している783  HEXA YAMAME 3pcで見えたのは、8’の3pcの各セクションの長さ=約84cm位の3pcだと2pcと比べスロー感が増す事。同じく783HEXAも3pcの方が2pc より少しスロー感が増します。しかしもう一種同時に実験している、極端に短いショートロッド・トラウト用 6'0"以下の #3  3pc の各セクションの長さ=60cm以下になると逆に曲がりにくくなり、ロッド全体の強さが増すんです。どちらの要素も現実。この相反する要素を上手く使い分けて、2pcとは又違った良い味の3pc HEXAが誕生したのです。

 最初の写真は 8'0"  #4(WF4F)  3pc の804 HEXA  ASIZAWAの美しい滑らかなベンド


 次の下の写真は上側のロッドは804 3pc HEXA 、下のロッドが同じく3pcを計画している783 YAMAME 7'8" #3 のベンド。トラウトロッドテスト用の同じ重さの負荷をかけています。ベンドの状態はよく似ていますが804 3pc はセミパラボリックアクション、783 YAMAMEはプログレッシブ・ミディアムアクションという印象です。

 新感覚のHEXA3pc 、先ずは804 HEXA 3pc  セミパラボリックアクション 40周年記念竿として発表です。

 今年からのHEXAには写真の市場最小径 15,3mm の銘木スペーサー、オリジナルPocket Cap & Ring のNew Design金具のロッド仕様になります。 





 804 HEXA 3pc ASHIZAWA    AKIMARU 40th Anniversary Rod
                            8'0" #4 weight Line 3pc HEXA 3pc    Semi Parabolic  Action  

 アキマルの東京展示会2021展示ロッド事前予約開始!!
 今年2021年のアキマル東京展示会を11月3日、いつもの国の重要文化財、池袋の自由学園明日館で開催。お友達やお仲間、お誘い合わせの上是非遊びにきてください。
 つきましては展示会で展示お披露目するハイグレードロッドの事前予約受付を開始いたします。
 この展示ロッド10本〜12本を、展示会終了後、お得意様特別格安価格で販売いたします。

 HEXA3pc及び東京展示会・展示ロッド格安価格情報はまだAKIMARU Web Page 上には反映されていません。HEXA 3pc ご興味のある方はアキマルまで直接お尋ねください。

次回10DAYS は 3月からテスト再開する大物用ショートロッド。乞うご期待!!

AKIMARU BAMBOO RODS  

Email   akimaru.rods@gmail.com       Cell phone  090-8393-2427



 

2020年11月30日月曜日

ASHIZAWA と芦澤さんの話

 アキマルロッドにはロッド名がある。                                                                                             

 皆様ご存知のトラウトロッド 794 Henry's Fork Special 、764鱒王、山女魚用ロッドだと704 rusty、rhapsody、最近では805 Number-5 とか、Tom Morgan とのコラボレーションロッド 764 Aki & Tom  等など。

 直感や閃きですぐ決まるものもあれば、長い間考え抜いても決まらなくて、ある日、何かのヒントで決まった物もある。いずれにしてもロッドのネーミングは思い入れがあり、楽しい作業である。最近できた自信作804 HEXA トラウトロッドは大分迷っていたのだがある日の突然の出来事で名前が閃いた。その名前にまつわるアキマルの思い入れ話。ちょっと長文お付き合いを😁 

 話はその昔1986年・・・・私の初めてのアメリカ旅。それがトラウトフィッシングの聖地 Henry's Fork。

 この旅の案内人は言った  “ フライフィッシャーマンにとってHenry's Forkの釣りは、知るも地獄、知らぬも地獄”・・・・・”と。このHenry's Fork(以下HF)を知った時から、案内人の言う通り、私は間違いなく地獄に落ちた。以来34年寝ても覚めてもHFのマッチ・ザ・ハッチ釣り攻略を生き甲斐に、仕事としてのオリジナル Henry's Fork Rod = Trout Rodの事ばかり。

 かく言ったHF地獄への案内人が私の師 芦澤一洋氏。


  先日、北海道の52cmを取り、新作ロッドの最終テストでOKを出していた。しかしロッド名の決定的な物が無い。加えてコロナの所為で11月初めの東京展示会を中止していたこともあり、新作ロッドのネーミングを決められずにモヤモヤしていた。そこに、突然、若い友人が1987年の芦澤さんのTV番組をわざわざDVDにダビングしてプレゼントとして持ってきてくれた。

 映像は1987年6月23日、当時現役バリバリの49才だった芦澤さんが38才のマイク・ローソンのガイディングで、HFの知る人ぞ知る名ポイント BIG OSBONE SPRINGS の大鱒を釣るTV番組。しかも取ったのは、定位置でライズを繰り返す、比較的取りやすい鱒では無く、動きながら採餌している超難関のマッチ・ザ・ハッチの大鱒だった。

 この番組の日本人フライフィッシャーマン芦澤一洋の若くて、Coolな事。私の様な芦澤マニアには堪らない😁   

 芦澤さんが超難敵の大鱒を掛けた瞬間、モヤモヤしていた新作ロッドの名前が決まった・・・・・・・・・・・・

 芦澤さんの生きた時代のフライフィッシングが懐かしい。良い時代だった。

 彼の世界観に共感、本場米国のフライフィッシング世界に憧れ、地獄に嵌った釣り人は幸せでしたね・・・・と心底から私は思う。

 ここ数年、地球温暖化のせいで毎年のように川や山が破壊され、日本のFF 山女魚釣りが確実に壊滅状態へ向かっている事を思えば、1987年の画面に映るHFの風景がほぼ今も変わりなく、そのままHFに存在している事がFFの本場と言わしめるアメリカFF世界の底力の様に思える。その本物FF釣りの凄さを40年近く前から日本に紹介して来た日本人芦澤一洋のセンスの良さが重なり、心から我が師が誇らしく、懐かしい。

 私のバンブーロッドビルダーへの道を開いてくれたのも芦澤さんで、以来33年、芦澤さんのおかげで幸せな人生を過ごしている。この芦澤さんTV番組と同じ1987年からバンブーロッドビルダーへの道を歩き始めたのも、Henry's Forkの釣りに捕まったのも運命を感じてしまう。

 2011年にマイクの店でアキマルバンブーロッドの商品コーナーを設けて貰い、芦澤さんのTVポイントでマイクと一緒に釣り、アキマルのフジTV特別番組でマイクのガイドでHFの大鱒を釣った。マイクが私の794 Henry's Fork Specialで63cmのスーパーレインボーを取った。さらにはレジェンドTom Morganとのコラボレーションロッド Aki & Tom 764HEXAの話が突然生まれたのもHFでのTomとの出会いからである。現代の最高峰ビルダーPer Brandin との親交も深くなり803HEXAも一緒に作った。コロナのせいで順延になった名門Catskill 博物館でのアキマルの第2回目の展示会も2年内に実現するであろう。釣り世界の人間ならば嫉妬すら覚えるようなキャリアだと友人達が褒めてくれる。全て芦澤さんのお陰である。幸せだと素直に言える、ここまでのバンブーロッドビルダー人生だと・・・・・。

 ただ、ただ一つだけ、心の何処かで気になっていることで結論を出せないでいた事があった。それが数十年ぶりに見た芦澤さんとマイクの釣りで区切りがつけそうに思えた。

 長年心の中に燻り続けた夢があった。Henry's Fork の名ポイント、WOOD ROADで、PMDのマッチ・ザ・ハッチを私のガイディングで芦澤さんに釣らせる、しかも彼の世界観をイメージした芦澤Specialアキマルバンブーロッドで彼と一緒に釣る夢である。そのロッドのイメージが33年掛かったが、知らず知らずの内に HEXA として形になっていた。33年間のロッドビルダーとしての経験と技術を出し切れたと言える新作804 HEXA。ドライフライフィッシングの芦澤一洋の世界観をロッドの形で表現出来たと思う。

 彼のいない今、一緒に釣る夢、全ては敵わないまでも、「これが芦澤さんに見せたかったロッド、芦澤Special です」と言える一竿になった。


 芦澤一洋を私同様に誇らしく、懐かしく思っているフライフィッシャーと一緒に、このロッドで鱒釣りの時を共有出来たら、きっと芦澤さんとも夢枕で盛り上がれるだろう。

 奥様をはじめ、ご家族にロッド名の許可もいただけた。

 ロッド名は ASHIZAWA 

 マッチ・ザ・ハッチの大鱒を芦澤さんと一緒に釣る事をイメージながら製作して行く工程も今まで以上に楽しくなりそうだ。

 804HEXA  ASHIZAWA 完成です。



 804 HEXA   ASHIZAWA  

8'0"   #4weight Line    2pc or 3pc Rod weight 92g (Down Lock Style)  96g(Up Lock style)            フルウェルズグリップ    オリジナル・ポケットキャップ&リング 
銘木スペーサー(数種の見本からお客様に選んでいただきます) 
プログレッシブ・ミディアムアクション・・・・近距離から中距離まで、ドライフライの釣りを中心に考えました。 
オリジナルレザーキャップアルミケース クロスバッグ ジョイント蝋ワックス   メンテナンスオイル




 804 HEXA   ASHIZAWAはたくさん作るつもりはありません。アキマルと芦澤さんの世界観を共有できるフライフィッシャーの方の為に作りたいと考えています。
   804HEXA  ASHIZAWAにご興味のある方、資料ご希望の方は下記メールかお電話で直接アキマルまでお尋ね、お申し込みください。(アキマル Web上にはまだASHIZAWAは反映されていません)

  E-mail     akimaru.rods@gmail.com
      Tel           090-8393-2427

 ●  2021年 AKIMARU RODS 東京展示会 11月3日(祭日)  自由学園明日館で開催決定!!
これに伴い、展示会でお披露目する展示会用ハイグレードロッド10本を展示後特別価格で販売いたします。この展示ロッドのお得意様向け事前予約オーダーキャンペーンを開始!! 
キャンペーン詳細ご希望の方は直接アキマルまで、ご連絡下さい。
 

AKIMARU BAMBOO RODS
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Email  akimaru.rods@gmail.com
TEL   090-8393-2427   Office 092-980-2123
        

2020年11月23日月曜日

New 804 HEXA “ ASHIZAWA ”

 前回、11月9日公開の「10DAYS」で 804HEXAのランディングをご紹介した。今回はNew  804 HEXA  “ ASHIZAWA ” のロッドスペックについて。先ずはロッドの核となるHEXAジョイントについて。

 New 804 HEXA ASHIZAWA の対象鱒のサイズは50cm〜60cm。この大型マスに対応するロッドの強さの核になるのは・・・・・ジョイントオス内に内蔵された小さな6角のカーボンPIN。

 50cmオーバー鱒の強さに耐えるのは、わずか 0,103㌅=2,616mm の6角PIN。カーボンの丸棒から対面厚 0,103㌅の正六角棒をアキマル自身の手で正確に削り出す。


 HEXA ジョイントの靱り=ベンドを生み出すのが HEXA PINとジョイント・メスの端口に装着した2個の6角メタルチェックとコルクディスク。ジョイントは最深部まで差し込む。



 わずか 0,103㌅のカーボンPIN が 8'0" = 243,8cmの4番ライン、トラウトロッドの核となり、芯軸を形成し、ジョイント部位の靱りを生み出す。加えてロッドアクションはスムーズになり、大鱒を確実に取る。



 親友が804 HEXAで取った究極の美。アキマルが目指しているトラウトフィッシングの答え。

 私の人生の師にして、日本フライフィッシング界の巨星、芦澤一洋氏に捧げる一竿。

 804 HEXA   “ ASHIZAWA ”   発表です。

 ●  804 HEXA  “ ASHIZAWA

8'0"   #4 line    2pc & 3pc    92g(2pc 1tip Down Lock Style / Rod weight)     プログレッシブ・ミディアムアクション    フルウェルズグリップ     アキマルオリジナル Pocket Cap & Ring   銘木スペーサー

ロッド名は “アシザワ” 

 生前、芦澤さんと楽しい時を一緒にされた方、芦澤さんの世界観に共鳴される方の為、又日本の近代FF史の巨人・芦澤一洋を知らない新しい世代のフライフィッシャーマンに、芦澤さんが伝えようとしていた本物のフライフィッシングの時間を共有する為に・・・・・・・・・804HEXA   ASHIZAWA  を作りたいと思います。ご興味のある方は直接アキマルまでお尋ねください。


次回の 10DAYS  では ASHIZAWA  誕生エピソードをアキマルの思い入れを込めてご紹介します😁

AKIMARU BAMBOO RODS
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Phone   090-8393-2427
Office   092-980-2123