2018年5月22日火曜日

644 HEXA “エキサイティング” レポート

644 HEXA “エキサイティング”レポート

 東北の名人 F氏から644 HEXA =6'4"  #4Line  2pc  ショートロッド HEXAバンブーフェルールロッドのフィールドレポートが2週連続で、写真と動画付きで届いた。
 6ft台の細身のショートロッドで50cmオーバーのトロフィー鱒を取る、超スリリング・超エキサイティングな大鱒釣り・・・というコンセプトで私がチャレンジして製作した、ショートロッドHEXA644 トラウトロッド。
 皆が口では言わない迄も、50cmオーバー鱒を取れる等信用していないのが感じられた。実際私もこの644HEXAで釣はやった事が無く、有るのは過去のHenry's Forkやニュージーランド、はたまた北海道の大物鱒釣りの経験だけ。
 今年3月、F氏の還暦のお祝いにプレゼントした644HEXAを、山女魚ではサイズが小さ過ぎて面白く無いから、デカイ鱒を釣ってと私がリクエスト、以下がその報告リポート。
 初めに先ず、このブログを読んでおられる読者も644のショートロッドで55cmの大鱒が取れる等信じられていないのが分かりますので、論より証拠。先ずは宮城県荒尾川の年越しファイター、美形の48cm鱒釣の動画をご覧下さい。

http://xfs.jp/67gIXm 
上記アドレスにアクセスして下さい。開かれたページの上段上の  http://firestrage.jp/ down load/-----------をクリック、更に次ページの  0513_rainbow trout.mp4をクリック、ダウンロードしてご覧下さい。

 先ず先週末、F氏の会津大川の年越し鱒、48cm〜55cm釣の感想・・・・

 644HEXAの感想です。結論からするとまさか55センチの年越しデブレインボーが取れるとはロッドの佇まいからは信じられませんでした。

 でね、ガンガン引っ張られグリップの15~20センチ上まで曲がりが下りてくると此方としては視覚的には限界かと「ドキドキ、バクバク」なるんすよ、ところがグリップの10センチ位の場所に曲がりを感じた辺りになると、不思議や不思議、55cmの魚が止まり寄ってくるのよね、とても不思議な感覚でした。そこで、こちらが自信を持ちロッドを30度から45度くらい寝せて引っ張ると動画のようにネットインするって訳ね。
「こんな世界も有ったのね」て感じです😁

 撮影していたMさんは、「まだまだ余裕だ、引っ張れ」て言うのね。(笑)


 キャステイングについてですが、さすがに#5ラバーレグアントは厳しいですが8番位までのフライなら遠投も効きますし強風にも負けないパワフルなラインが作れます。何せ軽いので夕方肩が疲れる心配は全くなし、還暦フライマンには体に優しい。

 一つ難を言えばロッドの短さがゆえにに、ラインのメンディングには苦労します。
 特に川幅が広く深く立ちこんだときの早い流速をまたぐラインの処理には苦労します。
私の身長に難があるのかもしれませんが、ヤマメ釣りにも5~6度使いましたが、増水した流れの向こう側を責めるときなどは辛いですね。

 今回の竿644HEXAの別バージョン、山女魚用633HEXAを製作中だそうですが、イワナの山岳渓流に使うのならスゲー良いかも、シーズンが楽しみです。

 秋丸さんの想定したHenry's Fork ラストチャンスの20~22インチは間違いなく獲れる確信を得ました。
 でね、この竿の撓やかさと粘っこさなら6Xでもって20番のフライで23インチてのも有かも。「ハラハラドキドキ」のね、もはや変態です。
 今回は5Xでやりましたが細糸で大物を取りこめるポテンシャルを感じました。時にHFスペシャルだと大物に5Xは厳しいかな~という場面がありますが、この竿には余裕すら感じます。
 色々とグダグダ書きましたが、やはりビルダーが釣らないと解りませんよ、アメリカ
で楽しみましょう。
 ちなみに動画はMさんから直接送信しますね。ご覧ください。

 加えて今週末宮城県の荒尾川の48cm〜50cmオーバーレインボウ報告は・・・
 もう一つ分かった事があります。この644HEXAを使うと何故なのか、ファイト中に魚がジャンプしないのです・・・・
ロッドが細くてグリップが小さいのでCG製作か?と錯覚?しかし本物の美形48cmの年越し鱒


との報告でした。
 このジャンプしない理由こそがHEXAロッドの得意とする大きなポイント。
 HEXAバンブーフェルールロッドの優れたテーパーとHEXAバンブーフェルールの撓りが、魚のファイトを吸収してしまいジャンプが出来ないのです。
ロッドは撓り


更にHEXAジョイント内6角PINも撓る。
このHEXA構造が大鱒の力を吸収してしまい、大鱒のファイトを去なすのである。

 更にこの動画を撮影していたM氏の客観者としての感想も素直で嬉しいものでした。

 いい意味で期待を裏切ってくれた644HEXA


6'4" #4  2pc ファーストアクション   トラウト用 644HEXA

 644という文字を見ただけでは、これでニジマスが獲れるのだろうか?
正直なところ、?マークがいくつも頭をよぎりました。
バットは鉛筆のように細く、か弱そうで不安にかられる程の竿の短さ。

しかし、その全てを凌駕してしまったのがこの動画(上記動画)です。

ショートロッドの軽快さ(644HEXAは59g)を生かした手返しの良さ、1日中振っても疲れ知らず。
魚をかけたその瞬間から性能を発揮するこのロッドは、抜群の粘りと美しいベンドカーヴを描きます。
秋丸さんのイメージする“ギリギリの鱒釣り”、確かにおっしゃる通りです。
面白いこと、、悔しいこと、感動すること、実は全て「ハラハラドキドキ」がここに要素として関係してるのではないかと思うのです。

太い竿やラインでやれば大きな魚は釣れるんですよね。
その釣りにはこの「ギリギリの面白さ」は無いのかもしれません。

マニアックでディープな楽しさを求める人には644HEXAは、うってつけのロッドなのかもしれませんね。


 と結んであった。
794HEXAでMさんが取った会津の美形鱒48cm

 実際に644HEXAのグリップ直上で6角対面サイズは6,95mm、鉛筆UNIの太さが7,3mm、超スリリング・超エキサイティングな大鱒釣りを目指していた私の思いがこの極細サイズになった。

 今年6月に釣るHenry's Forkの20㌅オーバー鱒とのファイトを思うと私の心臓もドキドキとなり始めた😁

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● 7'0"  #4   rusty HEXA
● 7'4"  #4   YAMAME 渓風 HEXA
● 7'4"  #4   YAMAME Power +  HEXA
● 7'8"  #3   YAMAME 783HEXA(新製品12月発表)
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 AKIMARU BAMBOO RODS
    http://www.akimaru.jp
    E-mail   info@akimaru.jp   又は akimaru_bamboorod@yahoo.co.jp
 Phone  直通 090-8393-2427     AM9:00 ~ PM7:00