2011年6月11日土曜日

no.7 HFスペシャル 84g

10DAYS更新が大幅に遅れごめんなさい。



6月19日20日ヘンリーズフォークで開催のバンブーロッドイベント、
「BAMBOO ROD DAY 2011」
参加のアメリカ行き用意で何せ時間がありませんでした。
久しぶりに少し時間が取れたので更新です。

其のバンブーロッドイベントに関するNEWSが一つ。

参加するアメリカのTOPバンブーロッドビルダー、ペア・ブランディンが持参するロ
ッドが8’3”#4の2pc、六角竿。其のロッドウエートが85gだそうです。勿論ダム式の
ホローロッドです。

“バンブーロッドはノスタルジー、重くてもそこが良いんだ!”等の従来のバンブーロ
ッド観とは意見を異にする、竹という天然素材と現代テクノロジーを結合させ、性能を追
及した上での未来のバンブーロッドをホローロッドに託す私には非常に興味深いスーパ
ーフェザーウエイトです。同じ思考上にあるであろうペアが“どうだ!!”と笑うニヤリ顔
を私は想像します。

細身のブランクか?!はた又ホローの肉抜きを相当削り取っているか?!スローアクシ
ョンか?等等など、83で85gはワクワクします。早く見たい、待ち遠しいな~。

私は自作ロッドコンセプトの中に、其のロッドの想定最大対象魚を3分以内でランデ
ィング、その後のすばやいリリースをうたっています。4番山女魚竿で5Xで37cm、
岩魚竿ならば42cm、アメリカのスプリングクリークや北海道のフリーストーンのレイ
ンボー、ブラウンならば4番鱒竿で5Xで60cm強を、釣り人自身で魚のファイトをコ
ントロールし、3分でランディング後無事リリースです。私のこのコンセプトを基に想像
すると8’3”#4、2pcのトンキン素材ロッドで85gがどんな鱒竿なのか?どれ位の
サイズの魚を何分で、何Xのティペットで取るのか?!釣キチと聞くペアがどんな釣りを
するのか?!この目で確かめたいとワクワクしています。

ちなみにヘンリーズフォークの24インチ60cm強を5Xで、3分で取る私の日本竹
WATAKE仕様のヘンリーズフォークスペシャル7’9”#4、2pcはペアと同じコルクシ
ート仕様で84gです。恐らく私の竿の方が強さを持っていると思います。ペアのロッド
は大きく匂いが違うでしょう。只この時点で言える事が一つ。ペアも私同様バンブーロ
ッドがグラファイトロッドを凌駕する道具だと確信している1人だと断言します。本当に
楽しみです!!


追記  次回の10DAYSは帰国後6月30日に発表します。ペアロッドその他アメリカン
ビルダー達のロッドについて感想があればお知らせいたします。お楽しみに!!