AKIMARU Bamboo Ferrule Rod HEXAを使った、大鱒の正しい取り込み方。
従来のバンブーロッド=メタルパイプ・フェルール・ロッドでは、ジョイント部位は物理的に曲がらない、常に直線なのだ。私はメタルパイプ・フェルール・ロッドを否定する物ではないが、この事は少なからずアクション伝達のスムーズさという点においては、気になる所。
このジョイント部位が上手く靱ればロッドのアクションもよりスムーズになり、美しいベンドを作り、魚のランディングもより向上する。AKIMARUのBamboo Ferrule Rod HEXA はジョイント部位が靱ることによって、スムーズなアクションを作り、よりスムーズなランディングを可能にする。
この事を前置きした上で、バンブーロッドの理想の大鱒の取り込み方をご紹介しよう。
私のアメリカの友人、アマチュアなのだがマス釣りはプロ級の凄腕 名手Mike Danko。彼のホームグラウンドCatskill のデラウェア川で 21" BROWNを取った際の理想のHEXAロッドでのランディングとMikeの理想のロッド捌きをご紹介しよう。
まずMikeが15ヤード先の良いライズをヒット
裏返した状態で、リールのハンドルをサミングで調節しながら急な走りにも対応。
そして最後の取り込み時のロッドの曲げ方。肝心なのはMikeの様にロッド全体を曲げてやる事。Tipセクションだけを『つ』の字型に曲げる最後の取り込みはTipの破損につながる。
ランディングの終盤、魚を足元まで寄せても、ネットインするまでロッド全体で曲げる様に心がける事を意識してください。
掛けて4分半、Mike が21インチのブラウンを取った。
この時のロッドは804 HEXA ( 8'0" #4 2pc )の第3世代HEXA。
2015年当時、すでにHEXAのベンドは理想のカーブを描いていた。
それから5年HEXAは更に進化した。
第3世代HEXA はより整備され、数多くのフィールドテストを経て、2020年 第7世代HEXA 8’0” #4 2pc & 3pc HEXA として完成した。
ロッド名は 804 HEXA “ ASHIZAWA ”
フライマンの方はご存知、日本FF界のレジェンド、芦澤一洋氏。アキマルが尊敬してやまない人生の師。彼の偉大な業績に相当するクウォリティのバンブーロッドが完成しました。
その上で、ご家族のお許しを得て、彼の名前をHEXAのロッド名としていただきました。
次回 10DAYS で “ ASHIZAWA ”のロッドストーリーご紹介します。
AKIMARU BAMBOO RODS
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