2023年9月1日金曜日

鱒談会2023

  次はCatskill

 4年ぶりのHenry's Fork旅が終了。次は8年ぶりのCatskill旅に9月13日に出発する。

 実際の鱒川でのバンブーロッド選び・・・・・鱒談会2023

 此のCatskill 旅はCatskill 博物館で計画が進んでいるAKIMARU BAMBOO RODS 展示会の打ち合わせと釣りが目的の旅。

 私の希望は、現地の秋のバンブーロッドイベントに合わせて展示会を開催、現地のアメリカ人釣り人に、先ずはAKIMARU HEXA バンブーフェルールロッドの数本を実際にキャストしてみて貰い、その素晴らしさを体感して貰いたいと考えている。博物館サイドと私の展示会開催条件が上手くマッチする事を期待しておこう。

 Catskillに限らず、私が Henry's forkや北海道、東北、岡山の湯原に出かけるのは製作ロッドを実フィールドで想定サイズの魚を掛けてみるテスト釣りと、現地でバンブーロッド愛好家に実際にアキマルバンブーロッドをキャストして貰う為である。(オーダーの決まった方にはそのロッドを実際に使ってもらうこともやっている)

 私と現地の凄腕友人釣り人達で行う複数年のフィールドテストを合格したロッドに限り、一般釣り人や友人知人達に実際にキャストして貰い、お好みや、ご希望のバンブーロッドを体感して貰う事。やはり釣り人自身が使う道具は、可能な限り納得の行く、自分に適した道具=バンブーロッドを選ぶべきだというのが作り手であり、釣り人アキマル の考え。

 話は少し横道に逸れるが、昨日、今回Catskill旅で使う新作764-2 HEXA TROUTが完成した。去年から試行錯誤をしており、完成ロッドを6月のHenry's Fork旅で友人の凄腕達にはキャストして貰い、最高の感想を貰っているが、先日のブログでお話しした通り、私自身が釣りが出来なかった事から、想定のHFの20"オーバー鱒を掛けていなかったのだ。帰国後そのテスト釣りを岡山の夏の剛力大鱒で実行、7月16日18日釣りで5匹の大鱒に5xを切られ続け、修正点を発見。すぐに修正作業、8月25日に修正完了。そして8月27日28日に最終フィールドテスト。そこで52cm,55cm, 58cm2匹の剛力夏鱒を5xでランディング。テスト合格、想定どおり修正したロッドが、夏鱒の剛力を吸収し、野生鱒を全く暴れさせないのだ。

 この764-2 HEXAをあのレジェンド Hoagy B.Carmichael  に納竿し、一緒に釣りをする。非常に楽しみだ。

完成したHoagy B.Carmichael からのリクエストロッドNew 764-2 HEXA。彼の喜ぶ顔が目に浮かぶ。いつ迄も元気でいて欲しいバンブーロッドレジェンドである。

 話を元に戻そう。バンブーロッドを購入する上で、実際に好みのバンブーロッド、気になるロッドをキャストしてみる事、最低限、草や芝生の上でのキャストはロッド選定する上では必要不可欠。更に踏みこんだロッド選定作業は実際の川でのキャスト。それがアキマルの考え。

 草や芝の上よりも、実際の川に立ち込み、実際の流れで釣り用のキャストを出来るのがベスト。実際に魚を掛けるのは無理としても、実際の流れにラインをキャストしてみる事は、草や芝生のキャストでは、感じる事の出来ないロッド情報が得られるからだ。

アキマルのフィールドテストの模様。実際に想定サイズの鱒を掛け、その強さ、粘り、しなやかさ、使用ティペットのサイズ確認などなど。兵庫の名手谷澤さんがROXのテストロッドで60アップを掛けた際の完璧なロッドベンド。564-3 ROX 5'6" #4  3pc これでテスト合格。
私が思うベストのバンブーロッドとは、想定した一番良いサイズの山女魚や大鱒をちゃんと取れるロッド。フッキングの後、魚を暴れさせないロッド=野生鱒の暴力ファイトをロッドが吸収してしまう事で魚が必要以上にバタつかないのだ。

 川における魚のライズまでの実際の距離感、風の向きに対応した正しいキャスト方法、水面に張り付いたラインを引き剥がす際のロッドの感覚、そのラインの長さの違いから来るロッドの反応等など。バンブーロッドを選定、決定する上でのチェック作業のほとんどを可能にするのが実際の川でのキャスティング・チェックです。

644-2 HEXA  6'4"  #4  2pc  HEXA  TROUT も鱒談会、会場となる YUHARA  = 湯原ニジマス自然釣り場での最終フィールドテストをパスして製品化された。564-3 ROX共々、今度の鱒談会2023でキャスティングが可能です。

 その確認作業を可能にしたバンブーロッドイベントがアキマルの鱒談会です。

 アキマルの鱒談会では、実際の川でのアキマルバンブーロッドのキャストが可能です。

 鱒談会、ご参加の皆様にはお好みのアキマルバンブーロッドの中からお好みのロッドを実際の川でキャストして頂く事が可能です。加えてスタッフによるキャスティングチェックもお手伝いさせていただきます。

 鱒談会2023、初秋の川で、皆さんと一緒にバンブーロッドで楽しみましょう。鱒談会詳細はアキマルまで直接、メールでお問い合わせください。

 akimaru.rods@gmail.com


  鱒談会2023
  会期/開催時間・会場
 会期  ◉ 9月30日/10月1日  ● 9月30日 AM11時からPM4時  ● 10月1日 AM10時からPM4時
 会場  ◉ 湯原ニジマス自然釣場 / YUHARA 
              〒717-0402  岡山県真庭市湯原温泉8-2  
               湯原漁業協同組合事務所      Tel 0867-62-2273
 入場券 ご参加の方は、湯原漁協事務所にて当日遊漁券をご購入の上、ご参加ください。
    当日券のみ お一人¥2,200

 会場では、当日10本から12本のAKIMARU BAMBOO RODs その他ランディングネット とFly Box等を展示予定してます。ご参加ご希望の方は事前にアキマルまでご希望のロッドをご連絡いただけば、可能な限り、用意いたします。
 また会場では、軽い飲み物は、アキマルの方で用意いたしますが、お昼の弁当、お食事は各自でご用意お願いいたします。

● 尚当日、自然釣り場の流れで、キャストご希望の方は、マイリール、ウェーダーなど下記を各自ご持参ください。
●  マイリール 3番ライン 4番ライン にお得意のリーダー、ティペットをセットして頂き、
ラインにドレッシングをしっかりお願いします。
●  ウェーダーをご持参ください。基本ウェーダーを履いた状態で、流れの中に立ち込んで、流れに並行に、
もしくは他のお客様にご迷惑のない形でキャストしていただきます。
●  キャストは大体5分から10分で1本のロッドを交代して頂く様お願いします。
●  出来ましたら、個人用の椅子のご用意をお願いします。
●   尚、当日は現物ロッドの販売は行いませんので、その旨ご了承ください。
京都、福岡、広島、高知、島根、兵庫、大阪、和歌山、そして地元岡山などなど各地から参加者で秋晴れの中、開催された2回目の鱒談会。小さなミーティングから、少しづつバンブーロッドとFly Fishingの輪が広がっていくのが楽しみです。


AKIMARU BAMBOO RODS
Phone   office 092-980-2123      cell  090-8393-2427